
関東地域には初心者から経験者まで楽しめる多くの登山ルートが存在します。初心者や軽めの山登りを望む方に適した4つの山をご紹介しますね。
夏のハイキングにおすすめ | 初心者向けの山
高尾山(東京都): 高尾山は東京都心からアクセスが良く、初心者にとても人気の山です。複数のコースがあり、山頂までの距離は短めなので気軽に登山を楽しむことができます。

丹沢山系(神奈川県): 丹沢山系は初級者から上級者まで楽しめるコースが豊富にあります。特に大山(おおやま)は初心者向けのルートが整備されています。

筑波山(茨城県): 山頂までケーブルカーでアクセスできる筑波山は、初心者や家族連れに人気のスポットです。登山コースもあり、自然を楽しみながら体力に合わせて登山を楽しむことができます。

武甲山(埼玉県): 登山道が整備されており、比較的登りやすい武甲山は初心者にもおすすめの山です。頂上からは関東平野の景色が一望できます。

各山の標高と踏破距離

各山の標高と一般的な踏破距離です。ただし、実際の踏破距離は選択するルートや登山の進め方により異なるため、具体的な情報は各山の公式情報や登山ガイドブック等でご確認ください。
高尾山(東京都): 標高は599メートルです。一般的な登山ルートであれば、片道2.5キロメートル程度で山頂まで登ることができます。
丹沢山系・大山(神奈川県): 大山の標高は1,252メートルです。一般的なルートでは、片道約4キロメートルで山頂まで登ることができます。
筑波山(茨城県): 筑波山は男体山と女体山の二つのピークからなり、それぞれの標高は877メートルと筑波山と呼ばれる女体山がつくば山と呼ばれる男体山よりやや低くてつくば山がつくば山は男体山は877メートル、女体山はつくば山よりやや低く870メートルです。ハイキングトレイルを使用すれば、片道約3キロメートルで山頂まで行くことができます。
武甲山(埼玉県): 武甲山の標高は1,304メートルです。最も一般的なルートでは、片道約3.5キロメートルで山頂まで到達することができます。
これらの山は比較的低い標高のため、初心者でも一日ハイキングで楽しむことができます。しかし、山道は天候や季節により状況が大きく変わることがあるため、事前に最新の情報をチェックし、適切な装備と準備をしてから出発することを強くおすすめします。
登山に適切な装備

山登りに必要な装備は山の難易度、天候、季節などによって変わることがありますが、基本的な装備として以下のようなものが挙げられます。
適切な服装: 長袖・長ズボンが一般的です。紫外線対策や虫よけ、また転倒した際の保護などを考えると肌を守ることが重要です。また、素材は吸汗速乾のものがおすすめです。急な天候の変化に備えて、雨具も携行しておくとよいでしょう。
登山靴: 滑りにくく、足首をしっかりと支える登山靴が適しています。また、初心者の方は新しい登山靴で初めて登山に挑むと足に合わせるために痛みを感じることがあるため、事前に何度か履いて足になじませることをおすすめします。
リュックサック: 必要な荷物を携行するためのリュックサック。重心が安定しやすいよう、胸や腰にベルトがついているものが適しています。
飲み物・食べ物: 水分補給用の飲み物、登山中のエネルギー補給用の食べ物を持っていくことが重要です。
地図やコンパス: 山のルートを確認するため、地図やコンパスが必要です。スマートフォンの地図アプリも便利ですが、電池が切れてしまう可能性もあるため、紙の地図も併用するとよいでしょう。
ヘッドライトや懐中電灯: 急な天候変化や予想以上に時間がかかった場合に備えて、携行すると安心です。
応急処置品: 軽いケガや怪我のための絆創膏、包帯、消毒液などを含む応急処置キットは必須です。
帽子やサングラス、日焼け止め: 日差し対策として、帽子やサングラス、日焼け止めは必需品です。
以上のような基本的な装備を携行することで、登山中の事故を防ぎ、安全に楽しく山登りを楽しむことができます。とにかく、安全第一ですね。